2021年9月26日夜、いわき市内で国道6号を逆走していた高齢ドライバーの運転する軽自動車と普通車が衝突し、高齢ドライバーの方が死亡する事故がありました。

★秋の全国安全運動（9/21～9/30）中に死亡事故が続発★
9/21に続き、9/26夜にいわき市内で国道を逆走した高齢者が運転する軽自動車と普通車が衝突し高齢運転者が亡くなりました。
いわき市内では重大事故が続発しています。
道路状況を良く確認して、事故防止をお願いします。 pic.twitter.com/wQdivzirJz

— 福島県警察安全・安心情報 (@FP_seian) September 26, 2021

運転中に逆走車と遭遇する可能性は、誰にでもあります。

とても恐ろしいことで、とっさに回避することは大変困難ですが、日頃の心がけで、事故に発展するリスクを少し減らすことができるので、そのポイントをまとめました。

①追い越し車線を走り続けない
逆走車両は、追い越し車線を走ってくることが多いそうです。国道6号は場所によって、走行車線はトラック車線のようなイメージが付いていますが、追い越しが終わったら、走行車線に戻ることを習慣付けましょう。

②車間距離を多く取り、スピードを出し過ぎない
車間距離を多く取ることで、逆走車を早く発見することができます。また、スピードを出し過ぎないことで、回避するための余裕を持って運転することができます。

③慌てない
逆走車を発見したら、慌てずに自分の逃げるスペースを確認します。そして、強いブレーキを踏んで減速してから、素早くハンドルを切って回避します。

とっさに前方から来る逆走車を回避することは、大変難しいですが、以上のことに気を付けながら、日頃から「もし逆走車が現れたら」と考えながら走ることも大切なことかと思います。

＊画像はイメージです

一方で、間違って自分が逆走してしまう可能性もあります。

普段から、進行方向の矢印を意識したり、道を間違えないように、出発前にルートを確認しておくことも大切です。

また、逆走の4割は夜間に発生しているそうで、見通しの悪い時間帯の走行には、充分な注意が必要です。

もし自分が誤って逆走してしまった場合は、速やかに路肩に停車し、携帯電話などで、道路緊急ダイヤル（♯9910）に電話しましょう。

逆走車を発見した場合も、このダイヤルに通報することができます。

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— NEXCO東日本（関東） (@e_nexco_kanto) September 23, 2021

交通事故は、いつでも誰にでも起こり得るもの。

一人ひとりの心がけで、その可能性を下げ、安全なドライブが出来るようにしたいものです。

事故現場はこの辺り↓

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